無駄なSEO対策はやめよう!【上位表示させる正しい方法を解説】
「SEO」=ブログを始めるとおまじないのように必ず耳にする言葉だと思います
ブログをこれから始めようという方も、このSEOという難しい言葉のイメージで尻込みする人も多いんじゃないかと思うぐらいです
SEOというのは、「Search Engine Optimization」の略で、直訳すると「検索エンジンの最適化」ということです
これをわかりやすくいうと
「Googleなどの検索エンジンで上位表示するための方法」
ということになります
あなたの書いた記事が、2ページ目、3ページ目に表示されても、ほとんどユーザーの目に触れることはありません
つまり、記事をユーザーに閲覧してもらうためには、グーグルで上位表示させることが必須です
SEOと聞くと確かに難しいイメージはありますが、基本的な考え方は決して難しいものではありません
この記事では、Google検索で上位表示させる為に特に大切なノウハウを、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきたいと思います
中途半端なSEO対策に意味がない理由
SEo対策とはそもそもどういうものなのでしょうか
検索エンジンというのはいくつもありますが、日本人のほとんどがGoogleを使っています
(※YahooもGoogleと同じ仕組みの検索エンジンです)
つまり「SEO対策」=「Googleで上位表示するための方法」ということになります
では、どうすればGoogleで上位表示できるのでしょうか
そのためには「Googleがどのようなサイトを上位表示させるか」というのを知る必要があるのです
しかしここで知ってほしいのは、Googleは上位表示させるアルゴリズムを一切公開してないということです
それはつまり、確実なSEO対策を知っている人はいない、ということなのです
こうすれば上位表示されますよ多分・・・、っていうのが今、世の中に出回ってるSEO対策ということ
ある企業で
「SEO会社との契約を切って、SEO対策を全部やめたら上位表示されるようになった」
なんて笑い話のような事例が実際にあります
つまり、
というのが真実なのです
Googleがアルゴリズムをアップデートする理由
Googleは検索のアルゴリズムを定期的にアップデートしています
2012年の「パンダアップデート」とか「ペンギンアップデート」と呼ばれる超大型アップデートによって、粗悪なサイトがことごとく検索順から排除された歴史があります
Googleがアップデートさせるたびに検索順位に大変動がおこるので、アップデート情報が入るたびに各企業のウェブ担当者も目を光らせています
Googleで上位表示させるためには、Googleがなぜ「定期的にアップデートをするのか」ということを理解する必要があります
Googleが検索エンジンで上位に表示させたいのは
・ユーザーにとって良いコンテンツ
・ユーザーが求めてるコンテンツ
ということです
もしユーザーがGoogleで検索して、思うような検索結果がでなければ「Google検索は使えないな!」というマイナス評価をうけてしまいます
逆に、Googleで検索して満足した結果が出れば、「さすがGoogle!」と良い評価を受けるわけです
だからGoogleは自分の検索エンジンを使ってもらう為に、つねに良いサイトを上位表示させたいのです
そのために日々アルゴリズムのアップデートを繰り返しているのです
「良いサイト」と「悪いサイト」の違いってなに?
では「良いサイト」と「悪いサイト」の違いはなんでしょうか
具体例を挙げていきましょう
Googleでの検索事例その①
ユーザー:「秋に温泉旅行に行きたいから、どんな温泉がいいかGoogleで調べてみよう!」
【良いサイトの場合】
いい温泉がたくさん紹介されていたなかで、現地レポートされていた温泉が良さそうだったから、今度そこに行ってみよう
【悪いサイトの場合】
各温泉のHPのコピペばっかり、それに温泉旅行の広告ばかりが掲載されていて、調べる気がなくなった
【Google検索事例②】
ユーザー:「マウスを購入したいけど、どんなマウスがいいかGoogleで調べてみよう」
【良いサイトの場合】
色々なメーカーのマウスの使い勝手・性能・値段の比較などが詳しくされていたので、自分に一番ぴったりのマウスが見つかった
【悪いサイトの場合】
パソコンで使うマウスについて調べたかったのに、実験用の「ねずみ」のコンテンツばかり表示された
上の2つの事例は、Googleの方向性を理解しやすいように、少し極端な例をご紹介しました
この2つの事例からわかるとおり、Googleの求めるものは
【事例①】
「ユーザーのニーズや疑問解決に役立つ良いコンテンツを作ってくださいね」とGoogleがサイト制作側に求めるもの【事例②】
「ユーザーのニーズや疑問解決に役立つ良いコンテンツを上位表示させたい」とGoogleが検索エンジン性能に求めるものつまり
すべてがユーザーの視点で考えられています
だから「SEO」という架空の対策を考える前に、
という視点を持ってサイトを作っていくことが上位検索の近道で、SEOを考える上で最も大切なことだと思います
だから「Google」や「SEO対策」に目を向けず、ユーザー視点で考えることが大切なんだ!
良いサイトを作る3つのポイント
ユーザー視点が大切だということを理解していただいた上で、具体的にどのようなサイトをつくればいいのでしょうか
大きく3つのポイントで考えていきたいと思います
1、キーワードとタイトル
適当に書きたいことをタイトルにつけて書くだけでは上位表示は難しいと思います
まず、キーワードを考える上で、「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」があることを理解しましょう
ビッグキーワード:月間検索数が1万件以上(例:「旅行」)
ミドルキーワード:月間検索数が1000〜1万件(例:「旅行 子供連れ」)
スモールキーワード:月間検索数が1000件未満(例:「旅行 子供連れ 評判」)
①ビッグワードは狙わない
1語で表す「ビッグキーワード」は検索ボリュームも多いので、大企業などの強力なサイトが上位を占めています
「旅行」などのビッグワードになると月間10万〜100万の巨大ワードになるので、初心者がいきなりここを狙って上位表示させるのは難しいでしょう
ロールプレイングゲームのレベル1でいきなりラスボスは倒せないのと同じことです
最初はスライムを倒しながらレベルアップだね!
②「ミドルキーワード」「スモールキーワード」が上位表示を狙う鍵
ワードを2個、3個以上組み合わせた「ミドルキーワード」「スモールキーワード」なら上位も取りやすくなります
(ただし、2語の組み合わせでも「旅行 温泉」などの検索ボリュームが多いワードは「ビッグキーワード」あつかいになります)
細かいキーワードの組み合わせは種類が多いので、テーマを具体的に決めていける利点もあります
その結果、サイト自体が作りやすくなって、記事も書きやすくなります
具体例を挙げていきましょう
旅行に関するブログを書きたいとします
サイトのテーマ:「子供連れでもいける旅行」
このテーマに興味のありそうな人に読んでもらうための記事
記事①「子供連れの旅行に便利なグッズ5選」
記事②「子連れでも困らない人気の宿ベスト5」
というようなタイトルでを書いていく
(※あくまでキーワードは一例です)
タイトルには必要なキーワードを盛り込むと同時に「読者が興味を引くキーワード」という視点も大切です
そのために以下の3つのことを意識してタイトルをつけましょう
・数字を入れる
・読むメリットを伝える
・本文との内容が合っている
例えば先ほどの記事のタイトルであれば
「子供連れの旅行に便利なグッズ5選」の中の「便利なグッズ5選」
「子連れでも困らない人気の宿ベスト5」の中の「人気の宿ベスト5」
という部分が興味を引くキーワードになります
このように上手にキーワードや数字を取り入れることで読者の目を引き、メリットが伝わりやすくなります
他にもこのようなキーワードを入れるとクリック率の高くなりやすいので参考にしてみてください
- 〇〇を徹底比較
- 〇〇の新常識
- 〇〇のコツ
- 〇〇の理由
- 〇〇術を伝授
- 世界一わかりやすい〇〇
- 最新の〇〇
- 目利きが選ぶ〇〇
キーワードの選定方法については、こちらの記事でも解説してますので合わせてお読み
ください
2、内容・見やすさ
記事の内容や文章の見やすさはとても大切です
いくら興味を引くタイトルで惹きつけても、記事を数行読んだだけでページから離脱されては意味がありません
中身があって、視覚的にも読みやすい記事にするために以下のことを心がけましょう
- きちんと見出しをつけて整理する
- 積極的に改行する(4行も5行も文章が続いていると読む気が失せる)
- 結論はなるべく最初の方に書く
- 画像をうまく入れて読み疲れないようにする
- リストで一覧にする
- ところどころ太字やラインを引いてポイントがわかるようにする
- 吹き出しなどもうまく利用して、記事を飽きさせないようにする
記事の書き方については、こちらでもくわしく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください
このテーマは要注意「YMYL」!!
サイト作成する上で絶対無視できないのが「YMYL」です
「YMYL」は「Your Money or Your Life」の頭文字をとったもので、直訳すると「あなたのお金、あなたの生活」ということになります
これは「Google検索品質評価ガイドライン」で示されている特別な分野のことです
また難しい言葉が・・・
そんなに難しくないから大丈夫!
でも、大枠でも理解しておかないと絶対に上位表示できないぐらい大切なお話なんだ!
これは一言でいうと、人の人生に大きく関わる内容のサイトについては「Googleが信頼するものしか上位表示させない」とGoogleが定めたガイドラインです
具体的には
「健康=医療関連」「お金=金融関連」「安全=法律や災害情報」
こういった人の人生に大きく影響を与えるジャンルのサイトのことを指します
素人がこのジャンルの内容のサイトを作っても上位を取るのが難しいということです
例えば病気(例えば癌)の方が、治し方について検索した時に、個人のブログが書いた
「癌にはこの水がいい」
「ガンは呼吸法で治る」
という内容の記事が上位にあれば、みんなそれを見ます
しかし、間違った記事やいい加減な記事で人の命が失われた場合、Googleに対する評価や信頼に甚大な影響を与えてしまいます
そうならないために、医療機関などの「専門性・権威性・信頼性」のあるサイトしか上位表示させないようになりました
この「YMYL」の具体的なジャンルは公表されていませんが、とりあえず
「健康や病気」「金融関連(投資など)」に関するジャンルはメインテーマにしない方がいいでしょう
とりあえず今はSEOについて、最低限この程度の理解をしておいてもらえればいいんじゃないかと思います。
あまり色々こだわり過ぎてブログを止めてしまわないことが大切です
経験を積んでもう少しブログに慣れてきた段階で、少しずつ学んでいけば良いかと思います
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